よくある質問
WB工法について
- WB工法はどんな住宅でも取り入れることはできますか?
- WB工法で建てた場合、坪当たりいくら高くなるのですか?
- WB工法は通気層がありますが、各部屋に音が伝わることはありませんか?
- WB工法は夏と冬で換気口が開いたり閉まったりするそうですが、ランニングコストはかかりますか?
- 充填断熱、外張断熱のどちらをWB工法では採用していますか?
- モデルハウスなど、実際の家を見学することはできますか?
使用について
性能について
- 防蟻剤を使用した場合、フローヘルスから室内に入りませんか?
- 複雑な家とシンプルな家で性能は変わりますか?
- 室内の湿気が壁の中に移動しますが、湿気がまた室内に戻ってくることはありませんか?
- 冬に通気層が閉まった場合、壁体内結露は起こりませんか?
- 24時間換気しなくても大丈夫ですか?
- 通気層があることで冬は寒くなったりしませんか?
- エアコンの冷気が壁から逃げて、エアコンの効きが悪くなったりしませんか?
- WB工法で建てた家は、断熱性能はいくつになりますか?
部品について
- Q. WB工法では石油ファンヒーターを使用できますか?
-
A.できません。
WB工法では石油ファンヒーターは使用できません。石油やガスなどの燃料を燃焼すると空気中に大量の水蒸気が発生します。(石油1ℓ燃焼した場合、約1ℓの水蒸気が発生します)
WB工法では壁の透湿性能で水蒸気を屋外に発散していますが、それを上回る水蒸気が室内で発生した場合は、結露する可能性が高くなります。また、WB工法も冬場は気密性が高くなりますので、室内で燃焼ガスを発生させることはできるだけ避ける必要があります。
- Q. 防蟻剤を使用した場合、フローヘルスから室内に入りませんか?
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A.入る可能性はあります。
フローヘルスから入る空気は床下の空気なので、防蟻剤が入ってくる可能性はあります。ですので、WB工法では人体に影響のない防蟻剤『エコボロンPRO』を採用しております。 エコボロンPROについては、こちらのサイトをご覧ください。
- Q. WB工法はどんな住宅でも取り入れることはできますか?
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A.できません。
WB工法は木材の調湿機能を活かした工法です。
2×4、鉄骨、RC構造では取り入れることはできません。(断熱の方法や防露対策を充分に行えば可能な場合も在ります)
- Q. WB工法で建てた場合、坪当たりいくら高くなるのですか?
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A.坪単価は断熱材の仕様や構造用パネルの使用によって変わります。
WB工法は規格住宅ではないので、断熱材の仕様や構造用パネルの使用によって坪単価は変わります。
- Q. 複雑な家とシンプルな家で性能は変わりますか?
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A.住み心地は変わりますが、家の形によって性能が大きく変わるということはありません。
開口部の方角や、周辺環境(南面が駐車場でコンクリート打ち)などによって、住み心地は変わりますが、家の形によって性能が大きく変わるということはありません。
建物の性能は、数字だけでは判断できませんので、地域の気候風土を良く知っている工務店様と良くご相談の上、建物の形状や間取りを決めてください。
- Q. 室内の湿気が壁の中に移動しますが、湿気がまた室内に戻ってくることはありませんか?
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A.ほとんど逆転現象は起こりません。
家の中で人が生活している場合、通常、水蒸気分圧は常に室内側が高くなりますので、ほとんど逆転現象は起こりません。
- Q. 冬に通気層が閉まった場合、壁体内結露は起こりませんか?
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A.壁と木材の調湿作用で壁体内の湿度を調節しています。
冬は壁と木材の調湿作用で壁体内の湿度を調節しています。(40坪の住宅の場合、木材で2トン、壁で1トンの調湿能力)
また、冬通気部材が閉まった状態でも約10%の通気を確保しており、この通気により壁体内の湿気を少しずつ逃がします。湿気が逃げるということは、熱も逃げるということになりますが、通気による熱の損失量はQ値に換算すると0.06W/㎡Kとなり、非常に小さな値のため建物の温熱を損なうことはありません。
- Q. WB工法は通気層がありますが、各部屋に音が伝わることはありませんか?
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A.騒音などの問題は発生していません。
通気層がある以上は、音が伝達しないとは言い切れません。ですが、どの住宅でも間仕切壁は空気層になっているので、それほど大きな違いはありません。 今のところWB工法で建てた家で、騒音の問題は発生しておりません。
- Q. 24時間換気しなくても大丈夫ですか?
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A.大丈夫です。
WB工法では、壁の透湿作用と壁体内の通気効果で室内の化学物質を厚生労働省の基準値以下に下げることができます。そのため、換気が止まっていても化学物質の濃度が高くなる心配はありません。
ですが、建築基準法では、0.5回/hの換気を義務化していますので取付けは必要です。
WB工法は換気システムに頼った住宅ではないため、高額な換気システムを付ける必要がなく、できるだけ簡易的な換気設備で大丈夫です。
- Q. 通気層があることで冬は寒くなったりしませんか?
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A.なりません。
形状記憶合金により冬は開口部が閉じるため、通気層があっても問題ありません。通常、外張断熱を行った場合でも壁体内に通気層はありますが、断熱性能は十分に確保できます。冬は、断熱材性能をどこまで上げるかで性能が決まります。WB工法、高気密高断熱工法でも性能は変わりません。
- Q. エアコンの冷気が壁から逃げて、エアコンの効きが悪くなったりしませんか?
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A.なりません。
WB工法は、壁の透湿効果と壁体内の気流で室内の除湿効果を高めます。そうすることで、ビニールクロスを使用した建物に比べると室内の湿度を低く保つことができます。
これにより、エアコンを使用した際の除湿エネルギーを減らすことができ、エアコン効率を上げることができます。
実験棟調べでは、透湿壁の建物とビニール貼りの建物では、除湿にかかるエネルギーを50.6%減らすことができ、エアコンの総体的なエネルギーも14.3%削減することができます。
- Q. WB工法は夏と冬で換気口が開いたり閉まったりするそうですが、ランニングコストはかかりますか?
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A.ランニングコストはかかりません。
WB工法の換気口は形状記憶合金を使用しているので、外気の温度を感知して自動的に開閉します
ですのでランニングコストはかかりません。
- Q. WB工法で建てた家は、断熱性能はいくつになりますか?
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A.各地域の省エネ区分に合った性能を確保しています。
WB工法では、品確法の省エネルギー対策等級4を取得しており、Q値は各地域の省エネ区分に合った性能を確保できます。
- Q. 充填断熱、外張断熱のどちらをWB工法では採用していますか?
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A.充填断熱方法です。
WB工法では、柱の外側ではなく、柱と柱の間に断熱材を入れる充填断熱方法を採用しています。
- Q. 発砲断熱はWB工法で使用できますか?
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A.使用不可です。
現場吹付け発砲断熱の使用はWB工法では認めておりません。
- Q. 透湿クロスは市販されているのですか?
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A.WB工法で使用している透湿クロスは、WB工法専用クロスです。
一般にも透湿クロスは販売されていますが、透湿度が正確でない物もありますので、必ず透湿試験の数値を確認する必要があります。
※WB工法専用のクロスは、全て透湿度試験を行っております。
- Q. 透湿壁に汚れが付いて、化学物質が透過することはありますか?
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A.通気性が無くなることはありません。
石膏ボードのスキマは1/1000㎜で、ホルムアルデヒドの分子の大きさは1/1000万㎜です。
そのため油などでベッタリと汚れがつかない限りは、石膏ボードの通気性が無くなることはありません。
- Q. 透湿壁は特殊な構造なんですか?
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A.簡単な構造です。
透湿壁は、一般に販売されている石膏ボードに透湿クロスを貼ったり、珪藻土や漆喰などの自然素材を塗った簡単な構造になっています。
- Q. 通気制御部品の保証期間は何年までですか?
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A.10年間です。
通気制御部品の保証は10年間です。(形状記憶合金使用のもの)
現場竣工後に施工した工務店より保証書が届きますので、大切に保管してください。
- Q. 形状記憶合金は伸び縮みするようですが、劣化することないのですか?
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A.劣化はしません。
形状記憶合金は伸ばしたり縮めたりの可動耐久試験を10万回行っておりますが、劣化はしないとの結果を受けています。(例えば日数にすると、1日に2回可動した場合、1年で730回、10年で7300回、100年で73000回となります。)
- Q. 海に近い場所に新築を検討していますが、形状記憶合金が錆びたりしませんか?
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A.錆びません。
形状記憶合金はチタンとニッケルでできているので錆びません。